厳島神社を出てすぐ!大願寺と厳島神社宝物館、歴史民族資料館、清盛神社を宮島ガイドが徹底解説!

大願寺

もくじ

みなさん、こんにちは!

 

宮島でカヤックツアーを実施している宮島カヤックです!

 

厳島神社を出てすぐにある大願寺と厳島神社宝物館、歴史民族資料館、清盛神社を徹底紹介!

 

厳島神社と合わせて訪れたいスポットです。

 

宮島観光の際には、ぜひ足を運んでみてください!

 

 

宮島カヤックでは、世界遺産宮島でカヤックツアーを実施しています。

 

 

カヤックツアーの詳細はこちらをご確認ください!

大願寺の歴史と信仰の中心

大願寺の歴史

大願寺

 

正式名称は「亀居山放光院大願寺」。

 

総本山を和歌山高野山の金剛峯寺とする高野山真言宗のお寺になります。

 

その起源は古く、開祖は不明で建仁年間(1201~1204)に僧了海によって再興されたと伝えられています。

 

大願寺がなければ、厳島神社の多くは荒廃していたのではないかとも言われています。

 

鎌倉時代までは、国が厳島神社を庇護していました。

 

戦国時代になり、国の庇護が無くなり、寄付によって厳島神社の神殿が維持されるようになった時代、大願寺の住職が広く募金を募り修理を行なっていました。

 

「大願」という寺名は、厳島神社を護る大願を意味しています。

 

大願寺

ご本尊:厳島弁財天

 

大願寺のご本尊は、鎌倉の江ノ島、琵琶湖の竹生島と並ぶ日本三大弁財天の一つに数えられる厳島弁財天です。

 

厳島弁財天は、年に一度、この大祭のときだけ御開帳され、一般の人も拝観することができます。

 

大願寺のアクセス

 

大願寺は、フェリーが到着する宮島桟橋からは徒歩でおよそ15分。

 

厳島神社の出口からすぐの場所にあります。

 

 

厳島神社を参拝した後、目の前にありますのでスムーズに訪れることが可能です。

 

大願寺では御朱印も手に入れることができます。

 

出典:大願寺

 

開門時間は8:30〜17:30です。

 

嚴島神社宝物館とは:歴史と文化の宝庫

宝物館の概要と歴史

 

嚴島神社宝物館は、嚴島神社の歴史と文化を今に伝える施設です。

 

この宝物館には、国宝や重要文化財を含む貴重な品々が数多く収蔵されています。

 

これらの宝物は、単なる古い物ではなく、嚴島神社の信仰や歴史、そして日本の文化を深く理解するための重要な手がかりです。

 

展示されている品々を一つ一つじっくりと鑑賞することで、嚴島神社の奥深さを感じ、より豊かな知識を得ることができます。

 

主な展示品と見どころ

 

嚴島神社宝物館は、建物自体が登録有形文化財です。

 

宝物館の中には、歴史を感じる展示品が数多くあります。

 

刀剣類、鎧兜、能・舞楽の装束や面、絵扇、絵馬、絵画など多数収蔵されており、そのうち約260点が国宝・重要文化財に指定されています。

 

館内は写真撮影が禁止のため、写真でお伝えすることができませんが、その荘厳な空気を感じることができる空間は、厳島神社と合わせて、ぜひとも立ち寄りたいスポットです。

 

各展示品には、解説が付いているため、歴史に詳しくない方でも安心して楽しむことができます。

 

ゆっくりと時間をかけて、それぞれの展示品が持つ物語に耳を傾けてみましょう。

 

宝物館へのアクセス

 

嚴島神社宝物館は、フェリーが到着する宮島桟橋からは徒歩でおよそ15分。

 

厳島神社の出口からすぐの場所にあります。

 

 

厳島神社の出口すぐにある大願寺とは徒歩30秒程度の場所なので合わせて訪れたいスポットとなります。

 

 

拝観料は大人300円、高校生200円、小中学生以下が100円です。

 

大人 300円
高校生 200円
小・中学生以下 100円

 

開館時間は8:00〜17:00となっています。

 

宮島歴史民俗資料館とは

資料館の概要と展示内容

 

宮島歴史民俗資料館は、宮島の歴史と文化を伝える貴重な資料を展示する施設です。

 

醤油の醸造を営み豪商といわれていた旧江上家の主屋を改修し、宮島に伝わる伝統的な生活用具や民具、資料展示などを通して、宮島の歴史と文化を深く理解することができます。

 

これらの展示物からは、宮島の人々が自然と共生しながら、独自の文化を育んできた様子が伝わってきます。

  

歴史好きはもちろん、宮島の文化に興味がある方にもおすすめです。

 

宮島の生活史

 

宮島に伝わる伝統的な生活用具や民具などを展示しており、当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることができます。

 

農業で使用された鍬や生活で使用されたかまどや水がめなど、様々な道具が展示されています。

 

これらの道具からは、宮島の人々が自然の恵みを活かしながら、独自の生活様式を築いてきたことがわかります。

 

また、展示されている民具の中には、現代では見られなくなった珍しいものも含まれており、当時の生活を知る上で貴重な資料となっています。

 

生活文化に関する展示は、子どもから大人まで、幅広い世代が楽しめる内容です。

 

宮島歴史民俗資料館

 

旧江上家主屋自体が国の登録有形文化財になっています。

 

宮島歴史民俗資料館へのアクセス

 

宮島歴史民俗資料館は、フェリーが到着する宮島桟橋からは徒歩でおよそ25分。

 

厳島神社の出口からおよそ4分の場所にあります。

 

宮島歴史民俗資料館 入館料

 

入館料は、一般300円、高校生170円、小中学生以下が無料、高齢者(65歳以上)が150円です。

 

一般 300円
高校生 170円
小・中学生以下 無料
高齢者(65歳以上) 150円

 

開館時間は、9:00〜17:00で、最終入場は16:30になっています。

 

清盛神社とは

清盛神社の歴史と由来

宮島 清盛神社

 

清盛神社は、平清盛の功績を讃え、その思いを形にするために建てられた神社です。

 

平清盛は、平安時代の終わりごろに活躍した有名な武士で、厳島神社の建物を建て直すなど、宮島の発展に大きく尽力しました。

 

その功績を讃え、地元の人たちがこの神社を大事にまもり続けています。

 

平清盛と厳島神社の深い繋がり

 

平清盛は、厳島神社を深く信仰し、社殿の建て直しや寄付などを通じて、大きく支えました。

 

清盛の支援のもとで、厳島神社は大きく発展し、現在のような美しく立派な姿になりました。

 

清盛神社は、清盛のこうした功績をたたえ、思い起こすための場所として、厳島神社とともに大切に守られています。

 

 

厳島神社とは対照的に落ち着いた雰囲気で参拝できる神社となります。

 

また、宮島桟橋前の広場には、平清盛像があります。

 

清盛神社へのアクセス

 

清盛神社は、フェリーが到着する宮島桟橋からは徒歩でおよそ25分。

 

厳島神社の出口からおよそ4分の場所にあります。

 

厳島神社の出口すぐにある大願寺と嚴島神社宝物館から徒歩3分程度の場所なので合わせて訪れたいスポットとなります。

宮島観光の必見スポット

嚴島神社の魅力

 

宮島に旅行に行くのであれば、厳島神社は必ず訪れたいスポットです。

 

社殿は、海上に建てられており、潮の満ち引きによって、その姿が変化する様子は、まさに神聖な光景です。

 

厳島神社は、世界遺産にも登録されている、日本を代表する神社の一つです。

 

 

現在地を選んで社殿が建てられたのは、推古天皇御即位の年(593年)。

 

現在のような寝殿造りの海上社殿は、平清盛によって1168年に造営されました

 

 

厳島神社の御本殿では

 

    • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

    • 田心姫命(たごりひめのみこと)

    • 湍津姫命(たぎつひめのみこと)

 

の三女神を祀っています。

 

厳島神社に関しての詳細な情報は ↓ こちらの記事をご確認ください!

宮島の魅力を満喫-厳島神社完全ガイド

大鳥居

 

嚴島神社の大鳥居は、嚴島神社社殿から約160mの海上に建てられ、高さ16.6m、総重量は約60t。

 

木造の鳥居としては、日本最大とされ、国の重要文化財に指定されています。

 

現在の大鳥居は、平安時代から数えて9代目にあたるとされ、1875年に再建されました。

 

 

大鳥居は海上にあり、潮の満ち引きである潮位によって参拝方法が変わります。

 

右側にある階段をご覧ください。

 

陸から参拝

 

潮位が高いタイミングは、階段の高さまで海水が上がります。

 

潮位が下がったタイミングはこちら。

 

徒歩で参拝

 

このように同じ場所でも、潮位により大きく環境が変わります。

 

潮位は、毎日、毎時で変化します。

 

潮位が確認できる潮見表は、こちらのリンクからご確認ください。

 

大聖院と豊国神社

 

大聖院で最もオススメしたいのが「遍照窟」。

 

遍照窟とは「広大な光の場所」という意味で、大師堂の真下に存在する地下室です。

 

遍照窟には、四国八十八ケ所霊場の本尊が安置され、本尊前に各霊場のお砂が埋めてあり、その上を歩くと、四国を遍路したのと同じ功徳があるといわれています。

 

遍照窟内には奉納者の名前が刻まれた数百個の銅製ランタンに天井を覆われており、そこから発せられる淡い光に包まれています。

 

大聖院

 

そして、もう1カ所、豊国神社もぜひとも足を運びたいスポットです。

 

豊国神社は、安土桃山時代の武将、豊臣秀吉によって1587年に創建されました。

 

島内では最も大きな木造建築物で、857枚分の畳を敷ける広さがあることから「千畳閣」と呼ばれてきました。

 

豊臣秀吉の急死によって工事が中止されたため、未完成のままの状態で現在に至っています。

 

豊国神社

 

豊国神社の最大の特徴は、なんといってもその広大な規模にあります。

 

特に、「千畳閣」と呼ばれる大広間の壮大さは圧巻です。

 

広大なのは、 豊臣秀吉が千部の経(同じ経を五百僧または千僧で一部ずつ読誦する法会)を毎月読ませるために建てさせた大経堂だからです。

 

 

豊国神社には、見晴らしの良い縁側があります。

 

縁側からは、宮島の美しい自然を一望することができます。

 

特に、瀬戸内海の穏やかな海と、緑豊かな島々が織りなす風景は、絶景です。

 

 

縁側に腰掛けて、ゆっくりと景色を眺めながら、お茶を楽しむのもおすすめです。

 

 

大聖院に関しての詳細な情報は ↓ こちらの記事をご確認ください!

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大聖院の歴史と見どころを宮島ガイドが徹底解説!

 

豊国神社に関しての詳細な情報は ↓ こちらの記事をご確認ください!

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宮島の歴史を感じる「豊国神社」の魅力と見どころを宮島ガイドが徹底解説!

宮島の自然 弥山(みせん)

弥山(みせん)は、標高535メートルの山です。

 

弥山には、登山道が整備されており、頂上からは、瀬戸内海の美しい景色を一望できます。

 

弥山には、様々な種類の植物が生息しており、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

 

弥山へのアクセスは、宮島桟橋からロープウェイを利用するのが便利です。

 

 

自然の中に佇む静寂の空間で、心身のリフレッシュに最適です。

 

 

また、紅葉谷公園は、宮島の中心部にある公園で、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。

 

 

特に秋には、紅葉が美しく、多くの観光客が訪れます。

 

紅葉谷公園には、遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策を楽しむことができます。

 

 

弥山に関しての詳細な情報は ↓ こちらの記事をご確認ください!

弥山
宮島・弥山を満喫する完全ガイド:ロープウェイからパワースポットまでを宮島ガイドが徹底解説!

宮島観光で楽しみたいアクティビティ

 

宮島観光で是非とも楽しみたいカヤックツアー。

 

食べ歩きや厳島神社の参拝、そして楽しいアクティビティに参加すれば充実した旅行の1日になること間違いなしです!

 

カヤックツアーの定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!

 

 

宮島Half Dayツアーは、ちょっとだけカヤックを試してみたい、日帰り旅行の方に適しています。

 

宮島Half Dayツアーは、2つのコースから選べます。

 

世界遺産コース

 

厳島神社や五重塔など歴史的な建造物を、海上から眺めます。

 

出発場所が、港から近いため、時間がない観光にはオススメです。

 

ツアーの休憩時に陸上にあがり、商店街を散策し、スイーツを食べることもあります。

 

自然満喫コース

 

静かな宮島の自然海岸をゆっくり水上散歩します。

 

瀬戸内海の小さな島々や、カキ筏、水鳥たちを眺めることができます。

 

宮島の裏側は自然が豊かなので、鹿やキツネ、白鷺やミサゴなと野生動物が見られるかも!

 

夏には人の居ない小さなビーチで泳ぐこともできます。

 

宮島One Dayツアー

 

宮島One Dayツアーは、完全オーダーメイドプランです。

 

お客様の体力やご希望により、目的地、出発時間などを決定します。

 

例えば、宮島の裏側の誰もいないビーチでまったりしたり、無人島に渡ったり、弥山登山とのコンボなどお選び頂けます(催行人数 2名〜)。

 

充実した宮島旅行を!

 

厳島神社の出口がからほど近い場所にある大願寺、嚴島神社宝物館、宮島歴史民俗資料館、清盛神社。

 

これらのスポットは、宮島の歴史と文化を深く知ることができる貴重な場所となります。

 

宮島の奥深さをぜひゆっくりと堪能してください。

 

楽しい宮島旅行のご参考どうぞ!

 

以上、宮島カヤックがお届けしました!

 

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